赤塚集落

新潟の太田農園が手掛ける農家レストラン、野菜・米粉パン直売

太田農園ブログ

砂丘地帯のさつまいもと補助金は農業を弱くするの?

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芋イジェンヌと呼べませんが同じ赤塚砂丘地帯で同一品種のさつまいも収穫。

(農協に出していないので。)

 

さつまいもってこんなに皮薄いのか??

という程でした。

 

また通常品種とは別に紫さつまいもも少量ですがあります。

当農園の農家レストラン・赤塚集楽にてお買い求めください。

 

 

とある政治家がいっていた。

 

 

「日本の農業は所得安定で競争力がなく、弱い農業だ。」

 

 

私の個人的な意見としては弱くないし、所得安定はあって当然だと思う。

 

なぜならば工業製品と農産物は環境が違うと思うからだ。

農業の場合、四季の中でその年によって全く気候が違う。

それだけでなく、どうしても回避することのできない自然環境の変動がある。

 

その中で安定的な農産物の出荷は可能なのか?

田んぼや畑をすべて屋内環境にできる??

 

 

さすがに難しい。。。

 

それに農産物は人の命を支えるもので毎日必要な食だ。

それなのに付加価値をつけて高価にすることが本当に正しい在り方なのか正直考えさせられる。

 

勿論、そういうものがあってもいいと思うが、やはり毎日食べるものだから

それなりの値ごろ感でないといけないと思う。

 

 

そういった不安定な環境の中であり、絶対に必要なものだからこそ

みんなで支えあいながら農業を成り立たせなきゃいけないんじゃないかと思う。

 

だって農業は、贅沢のために生まれた仕事じゃないから。

人が生きるために最低限必要な仕事だと思うから。

 

むしろ、いらない仕事なんて他にたくさんあると思う。

営業車で寝ている 会社員を見るたびにいつもそう思う。

 

 

それでもどうしようない自然の手痛いしっぺ返しを食らうことがある。

そんな時この苦労を理解してもらいたい。

 

ちなみにアメリカでは9割補助金で保証があるとかないとか。。

それくらい食って大事なものだよね。

 

武器を持つより農産物を作ろう。

抑制するより、歩み寄ろう。

 

太田誠

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