新潟の太田農園が手掛ける農家レストラン、野菜・米粉パン直売
太田農園の高糖度メロンのヒストリーも後半に。
前半は非常に旺盛な勢いで成長を続けてきましたが逆にその旺盛さが仇となり、
着果しないという大ピンチに。
その後、ミツバチによる交配によりなんとか次の花から交配がスタート。
こまめに水くれをおこなうことで大きく果肉がぎっしり詰まったメロンづくりをしました。
とにかく旺盛なつるをどんどんとってメロンにだけ栄養がいくように徹底しました。
真ん中の通路を埋め尽くすほどの不要つる。
また甘いメロンを作るために玉より先のつるや葉を旺盛に仕上げました。
普通のメロンづくりでは玉より先はメロンに栄養が取られてつるや葉が小さくなりますが
僕の作り方は葉を大きく作ることにより光合成をたくさんして糖度を創り出すというなんとも極端にやり方にしています。
この写真の後もつるは伸び続け、ハウスの外まで伸びたほどでした。
ひとつひとつ皿にのせ、着果日より収穫日を計算し、最後まで健康な状態を維持します。
もともとノーネットメロンですが、皮が固くなった後にも肥大させるとネットがうっすら張ります。
うちの高糖度メロンはほぼこの2次肥大ネットが発生しています。
そしていよいよ収穫十日前。
限界まで大きくしたメロンとつると葉により根が限界に来ていました。
根を部分だけ、温度を下げるなどしてなんとか最後まで持たせた結果。
その後、19度に達したものもありました。
決してすべてがこの数値ではありませんが少なくともすべて15度は超えていました。
このメロンを食べるとほかのメロンを食べられなくなるほど、甘くて皮ギリギリまで食べられます。
玉からは甘い匂いがするほどの高糖度ぶり。
ぜひ一度太田農園の高糖度メロン。ご賞味ください。
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